旅行のことを考える |
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| I股君とF田君は、先週末から連れ立って東京に遊びに行っている。で、I股君からメールなどが来るのだが、案の定、懸念していた「二人の志向の違い」が出て微妙な感じらしい。(オバンドー氏も同様の心配をしていたらしい) ワシの考えるI股君の脳内は「(アニメエロマンガなど)秋葉系7割、実写系エロ2割、その他1割」といった所で、ワシの考えるF田君の脳内は「実写系エロ6割、アングラ系3割、オシャレ1割」位。
I股君いわく「秋葉を回ったがまったく興味を示さなかった」
ワシは仕方ないので「エロ屋巡りしたら」とか「博物館とかは?」と言ったが、どうもダメらしく却下された。
思えば、誰か特別な人に会いたいとか、なにか会合がある、どうしても対面で仕事しないとダメだ、東京の観光がしたい、という事以外で東京に行く理由が見つからない。欲しいモノは日本全国からネットで注文出来るし、調べたいことは(余程のマニアック情報でなければ)図書館やネットである程度調べることが出来る。海外はまた話が別になるが、日本国内に限っては「旅の楽しみ」というのが江戸時代とか明治時代とかに比べて減っているのではないか、と漠然と考える。昔であればその土地土地でしか食べられない特産品や、方言や、景色、面白げで怪しげな歴史、というのが商品化されたり、本に収録されたり、ネットで見ることが出来るようになったりして、家にいながら何となく情報を手にして、ちょっと分かったような気になって、実際に現地に行っても(やっぱこんなもんか)と思ったりして、(まぁまぁ楽しかったな)とも思ったりして、結局家に帰ってきて(あ~疲れた、家が一番)となったりする。 これってなんかすんげーつまらない、というか損した気にならない?ワシはちょっと遠出をしたりすると、良くある。 もしかしたら、行き当たりばったりで、何にも調べない、初めてのお使いのようなドキドキ感のある遠出が一番面白いのかも知れないな、とちょっと思う。(お金と着替えだけ持ってフラリと駅に行って、「あ、もうすぐ○○行きの列車がくるから取りあえず乗ってみよう」とか。)
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3月9日(日)19:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | 無題 | 管理
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