SONGS尾崎裕也の感想 |
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| 悪くはないけど、なんか在り方がポジティブ過ぎて、捻くれた尾崎豊ファンとしては、そんなに心惹かれなかった。『27』は題名が良か。
尾崎豊にあった悲しさとか、混乱とかを、全てポジティブに転換しようとする歌詞が、どうにも昔の親父のファンには受け入れられないんじゃないかな。 なんか、日本人が、うわ〜と思う外人のポジティブさが鼻につく。 と同時に尾崎豊は本当に早熟だったのだと痛感する。 あと、歌い方が父の様に鬼気迫る感じじゃないから、それを期待していた訳ではないが、なんか今時の感じで物足りなかった。
こうしてみると、なんか尾崎裕也以上に尾崎豊ファンが、親父である尾崎豊の幻影を彼に求めてしまいがちで、少し可哀想である。
尾崎裕也が、これから辛いことや、世の中の薄汚い部分を見て、成長して、そのポジティブさでは救われない事がある事に気がついて、歌詞の方向性が変わってくるならいいのにな、と思った。 でも、良い青年に育っていて本当に良かった。
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4月13日(木)23:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 無題 | 管理
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