続ものぐさ精神分析を読み始める |
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| 以前ものぐさ精神分析が面白い、と書いた気がするが、その続編があるそうな、ということに最近気づいた。なんてものぐさ。 で、早速買ってきてペラペラ読んでいるのですが、これまた面白い。(えっ?ちょっと決めてかかりすぎでは・・・)と思うところもないではないが、面白い。まだ半分くらい。
ライヒやユングを批判するときに「結局奴らは何か人間の精神的な物が問題となったときに、~的な本能が原因だとか、●●の元型(例えばアニマの元型)を無意識に求めた結果、と言うふうに、ただその本能の項目を増やしたり、どっかから元型をひっぱてきて付け足すだけで、なんの解決にもなってない。そーゆー『ワケがわからないもの』に原因を転嫁してるだけだぜ」と言うふうに批判して、まぁそれはごもっともでございますと思う。そしてさらに次の章では「人間の社会は女を商品として扱うことによって成り立っている」という事をこれでもかと書いてあってさらに面白い。よく「女性が社会進出した国は国力が弱くなる」といわれていて、フェミニンな方は大いに怒るのだろうけども、この岸田秀理論だとそれもなんか説明がつくような気がする。(あらかじめいっておくが、このブログを書いてるワシも岸田先生も女性が悪い、といってるのではなくて、世の中がそのような構造になってるから、敢えていえば男も女も社会もひっくるめて「構造」が悪いということを言ってるのです。) 全部読んだらまた感想を。
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12月3日(水)21:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 無題 | 管理
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