('A`)無気力人間T氏のさわやか日記
 
~大学は卒業したどこかに就職した~生きるのめんどくさい~
 


マキヤヴェッリ語録(塩野七生 著)を読了

 スゴイ面白かった。
読んでいると、どうも日本に有益なことが書かれているように思えて仕方ない。日本を取り巻く問題に対して、時と場合は違えども普遍的な示唆を与えてくれる。厨国や姦国などのキチガイ国家に囲まれる日本は、なにも世界的に特別な状況なのではなくて、過去、世界の幾多の地域で起きてきたことの焼き直しかもしれない。だから、政治とか好きな人はマキャベリをよんで損はないと思う。近く図書館から「語録」ではない本物も借りてきてみよう。十人委員会の失敗などについては、今の人権擁護法案に大きく関わると思う。

最後に、唐津一さんが書かれている解説から一文を引用したい
(引用はじめ)
>これまでにも人間の行動様式に関する著作は多いが、その殆どは、まず著者自身に価値体系があって、その視点から話を説き起す。だから話としてはよくまとまっていて、読者にも感銘を与えるのだが、私から言わせると客観性はとぼしくなる。だから、その結論は立派でも、これをそのまま現実に当てはめてみると、うまくいくとは限らない。
(引用終わり)

なんかゼミで毎回出てきたような話です。
「現実味がない」と。そんなこといっても孔子はこう書いてあるんだから仕方ないじゃん、その話の中で議論しなきゃ、という諦め感も心の隅にあったり無かったり。



4月10日(日)00:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 無題 | 管理

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