('A`)無気力人間T氏のさわやか日記
 
~大学は卒業したどこかに就職した~生きるのめんどくさい~
 


トマト

僕はトマトが好きじゃない。正確に言うと「最近の、店で売ってるトマト」が好きじゃない。ヘンに酸っぱいのやミニトマトはまだいいとして、桃太郎などの、大して甘くも無く、かといって酸っぱくも無く、見た目がやたら血色が良いだけで、なにやらザラザラとした舌触りのに皮がくっ付いてるモノを適当に噛み砕き飲み込み、その後の舌に残るザラザラ感も、良く分からない微妙に酸っぱいような、そうでもないような後味が残るのが堪らなく嫌いだ。アレには本当に栄養など入っているのだろうか?

藤崎のジャスコがまだ出来たばかりの頃の夏、今はもう無い畑に爺さんと一緒に行き、もぎたてのトマトを、錆だらけの摘果用のハサミで半分こにして食べた事を今でも思い出す。それは生ぬるくて、まだあんまり熟れて無くて、酸っぱくて、とても青臭い感じだったが、僕が唯一、美味しいと思えたトマトだった。その味の幻影を求めて、スーパーなどでも青い感じのトマトを買い求めたりしたが、駄目だった。
 小学校2,3年の馬鹿ガキだった夏の夕暮れに食べたあの青臭いトマトの味は幻だったんだろうか・・・

実は、この話を思い出したのは、水耕栽培の事を調べていたら、結構ポピュラーな作物として、トマトが挙げられていたからだ。水耕栽培のメリットとして、虫が付きにくい事や、必要な栄養素を根が吸収しやすい形でガンガン与えるので、非常に成長が良い、というのが挙げられる。しかし、以前テレビで、激ウマイトマトを作るオッサンが紹介されていて、その栽培方法というのが、出来るだけ肥料も水も与えないで、原産地の南米だかアフリカだかの環境に出来るだけ近い環境で育てる、というものだった。トマトは豊富な栄養があると、実よりも枝葉に使ってしまう、というような事をいってたような・・・

もう一度、あのトマトが食べたい。



3月21日(月)01:47 | トラックバック(0) | コメント(2) | 無題 | 管理

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コメント

トマト

畑で採れた日の光で生暖かいトマト美味しいですよね。
もいでがぶりと一口。最高です。塩も何もいりません。
原産は南米のペルーかエクアドルなんです。大学の時研究してました。トマト。


 by のり | 3月21日(月)02:01

コメントありがとう御座います

塩ですか・・・
何をかけて喰うか、というのは千差万別です。僕はマズトマトだったら砂糖で誤魔化してしまいますが、食事中に隣を見ると、醤油かける人もいたり、マヨネーズな人もいたり。叔父さんはトマトだけをオカズに白米を食うので理解できません。


 by pakuman | 3月21日(月)02:06


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