今日の世迷言 |
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| やべ、大分酔ってるわ。米焼酎白の麦茶割が冷たくて美味い。 で、夕食のエビチリの残りを食べながらミュージックドラゴンをみる。 日本のポピュラーミュージックの衰退は、メジャーシーンで大きく扱われる歌の、影が無くなってしまった事に起因すると思う。こう、何か自分の人生に照らしてみて、生の根源に刺すようなゾッとする影が。 例えば、わかりやすい例として「夜の校舎窓ガラス壊して回った」とか、「君の唇がさようならと動く事が恐くて、下を向いてた」とか、「僕はもう歌わないだろう、僕はもう語らないだろう」とか、「こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが染みてくる」とか、「デレレーーーでれれれれー(加古隆「パリは燃えているか」の口真似)」とか。。 いま、番組を見ていて、なんか歌う奴歌う奴みんなみんな「自分を革命しよう」みたいなのとか「もう愛想笑いは止めよう」とか、「みんな頑張りましょう」とか。毒が何もねぇの。あ、毒じゃない、影か。昔の曲が「影影幸毒影影幸幸幸」だとしたら「幸幸幸正正正幸正幸正幸正正正皆幸」て感じ。まぁ、ミュージックドラゴンがソレ系の前向きな曲しか放送しない番組だったりするのかもしれないが。 だからこう、なんつーの?まるで何処かの詐欺宗教家が唱える正しい教えみたいな感じが、青年期を脱してある程度知能の発達が止まり、いい部分も悪い部分もわかってきて、何となく軽い絶望を覚えたような普通の人の意識を上滑りしていくの。耳にも残らないし、もう来年には聞き返すこともない。 これが尾崎の言っていた「ラブソングは別れを描かなければ意味がない」ということか。別れを予感させる愛の崩壊に於いて、愛がどのようなものであるかを描けるのである。影がなければ光に意味がないのである。 そして、イルカは「なごり雪」しか歌ったの見たことねぇとか、今、森田童子はどうしているのとか、山口百恵って映画共演が元で好きになった三浦友和と結婚する為にトップスターを辞めて、以後一切芸能界には出てこないドラマのような「アイドルがお嫁さんに!」のリアル版であり、、しかも旦那の三浦友和は超カッコイイし、川谷拓三にパチンコを教えられて新宿中のパチンコ屋と景品交換所の場所を書けるまではまり込んだり、とか。 あぁ……三浦友和かっこいい。
あれ、何だっけ? 三浦友和かっこいいって話だったっけ?
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7月26日(土)03:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 携帯から | 管理
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