再稼動 |
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| 昨日はFREENAS計画の頓挫に」涙を呑んだが、今日はその事ばかりを考えていた。 明らかにオーバースペックで予算オーバーも甚だしいが5050eで組もう、とか、余ってるsocketA資産を生かしてGeodeNXを調達してそっちで組もう、とかATOM330にしたらどうやろう、とか。
しかしながら(また構築に一昼夜かかるのか)と思ったら急に冷静になり 「そういえばまだ原因の切り分けをしていない」 とS氏は一人呟いた。 S氏のやる気はいつも以上に低かったが、このマザーボードの今後の処し方を考える上でどこがどのように壊れているのかは非常に重要なことであった。 そもそも、POST画面から次に行かない、という事態はS氏にとっては初めてではなかった。 ~昨年の夏、暑さに辟易しながらもWEB巡回用のPCの構成をいじっていた時にHDDにATAケーブルをつないだ後にウッカリ電源の4ピンをつなぎ忘れたことがあった。その時、今と同じようにPOST画面から次へ以降しなかったのだ~ S氏はその経験を踏まえて(きっとマザーボードが機器の初期認識情報を上手く受け取れないからPOST画面で止まったのではないか)とボンヤリ考えた。 そこで、マザーボードのSATAコネクタが逝かれたのではないかと新たなHDDを持ってきて一つずつ繋いでみた。 (正常だ・・・) どうやら昨日疑っていたのとは違ってマザーボードが原因ではないようだよもん。 という事は繋いでいるHDDが原因か。まさか同じ型番のHDDという事でBIOSのIRQ割り当てでコケたわけではあるまい。 まずSATAのコネクタ1に繋いでいたHDDを単独で繋いでみた。・・・ピポッというお馴染の音と共に正常起動。 次にコネクタ2に繋いでいたHDDで同じ事をしてみた。 ・・・・・・・・・POST画面で止まったママだ・・・。 (こいつが原因か) とりあえず原因の究明に成功してホッとしたものの、当該HDDはHDDチェックをしたときも全く問題なかったし、もしも不具合が発見された時には帝都まで送り返さなければならなかったので、直ぐにS氏の持病である憂鬱病が顔を覗かせた。 それに、代替HDDを接続してのRAID5の復旧の事も頭をよぎった。そんな事、生まれてこの方一度もやったことがないのである。しかもつい一週間前に初めて触ったOSでである。
まぁそんな訳で小説調に書くのがめんどくさくなったS氏はこの後を箇条書きにでもして適当に流すことに決めた。今。
・ググってもRAID1をforgetコマンドで直す方法しか当たらなかったのでどうしようかと思ったが、本家FreeNASのガイドが完璧にわかりやすく日本語に訳されているのを思い出してそれを読んだら、「代替HDDをブッ刺して、ツールでinsertコマンド使えばおk」(意訳)と書いてあったのでその通りにした。 ・再構築が始まった。 ・かかる時間が前回よりも長い。1200minとか。 ・外したHDDをwindows機に繋いだら、コントロールパネルからのコンピュータの管理からだとGPT保護パーテンショんとか抜かして削除も受け付けないぜ坊や、とかほざいたので大先生に泣き付いたところ「プロンプトからdiskpartを使うのじゃ」と言われたのでその通りに。 ・とりあえずwindowsで扱えるようになったのでWDの公式配布のチェックツールを使おう、と今思った。
そんなS氏の土曜の夜。
なんだこの終わり方。
追記 外したHDDをWD公式のチェックツール(WD Diagnostics)でもHD tuneでも検査したがエラーは見当たらない。もしも原因がRAIDに関するものだったらならば今構築しているRAIDでも同じ問題を抱えていることになると思うのだが、このまま突っ走ってもいいのだろうか?それに、このHDDをもう一度NAS接続して電源押したらまたPOST画面で止まるのだろうか?もしも止ったらこのHDDに固有の問題があると判断できるし、止らなかったならRAIDに関わる問題として考えることが出来ると思う。つまり、今のRAID環境そのものが爆弾を抱えているのではないか、と。 ・・・まず、RAID構築が終ってシャットダウンかけたときに電源が落ちなかったら要注意だと思う。
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3月14日(土)23:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | 無題 | 管理
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