動作確認をする |
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| MZ-80とその周辺機器、ソフトの動作確認をした。 ソフトはオヤジが持ってるので今日取りに行ったら「私はいかにMZ-80を有効活用したか」という内容の話を聞いた。素直にスゲェと思った。 プログラムを組んだ後、計算させるだけでほぼ一週間かかるプログラム(予備も入れて2台のMZ-80で暴走しないように中身を露出させて扇風機を当てまくり、それでも一台が暴走。)の「計算結果の紙の束だけ」を持って(時間がなかったので)夜行の汽車の中でグラフを書いたりして書類をまとめて科学技術庁の担当官に提出→イヤミだなぁと思っていた担当官(注:一週間前に「この項目について一週間で計算してきて」と、どーやって計算したらいいかすら判らないような、殆ど無理な注文を付けてきた)に激賞されて一発OKで予算を貰った、とか、ある医療機械(注:コレを書いちゃうと親父の名前から僕の名字が判ってしまう恐れがあるので秘す)を導入して使うのに、それの使い方の教育についての予算を取るのに、他の学校では「その機械を丸ごと導入するので2~3億くれ」案を出して軒並み却下されているところに、「大事なのはその機械の使い方を覚える事じゃなく、原理を学ぶことだ」という主張でMZ-80で走るBASICのプログラムやCADやら何やらを活用して「500万でできちゃう」案を提出して、その機械に関しては日本で初めて教育法を確立して、他の大学はみんなそのマネをした、とか。 先のイヤミな担当官の心象も一週間後にマトモなモノを持ってきたことでコロッと変わって、その後のかなりキツイはずの監査なんかもオヤジのだけはストレートで通してくれたり、提出書類の数値に間違いがあって、普通なら東京の科学技術庁まで出向いて突っ返されて再提出の所を電話一本で快く修正してくれた、とか。 あんたの話スゲー面白いよ!!専門分野の知識や技術を詰め込みながらそんなエピソードも交えて本書いたら売れるよ! で、そんあこんなで今年、やっとこさ医学博士になったそうな。
とても俺のオヤジとは思えない優秀ぷり
ま、ものスゴイ短気で口が悪い、とか短所も沢山あるのですが。
親子というのは愛憎入り交じりだなぁ、と今日痛感した。
終わり。 とここで一段落してしまったが、動作確認である。 ディスクドライブとかプリンタとか、優秀なことに繋ぐだけで認識するのな。 腐ってるかな、と思われたオーディオテープに記録されたBASICやらアセンブラやらもちゃんと読めたし、十年以上付けっぱなしで放っておいたプリンタのインクリボンもちょっと巻いて新しい所を出しただけでキチント印刷される。フロッピーからのBASIC読み込みも完璧(テープに比べてかなり早い。昔は感動的だったろうなぁ・・・)
ちなみにフロッピーディスクドライブは当時の価格で298000円です。桁の間違いじゃないです。二十九万八千円です。 ・・・・一ヶ月の給料よりも高いモノをどうやって買ったんだろう・・・
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12月10日(日)22:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 携帯から | 管理
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